相続マイスター講座18期   第3講座の感想

斎藤竜_司法書士事務所リーガルエステート16-1
今回の講座では、相続における生前対策として、家族間での有効な相続対策である家族信託について学習しました。家族信託をうまく活用することによって、相続税対策になることはもちろん、家族間での遺産分割でのいわゆる「争続」を避けることが可能になることや、一家代々続く資産を先の世代まで譲ることが可能など、多くのメリットがありました。生前対策の有効な手法として、今後もしっかりと学習していきたいと感じました。また、認知症に伴う資産凍結を避けられるといった一面もあることから、今後活用していく場面が増えると感じました。 S様
斎藤竜_司法書士事務所リーガルエステート16-2
家族信託を知っていれば、将来お客様の担当を持った時にアドバイスの選択肢が増えるという話を聞き、家族信託のみならず、さまざまな知識を身に付けていれば、お客様に提案をするときや同じ職場の方にもアドバイスができるようになり、仕事の幅が広がると思いました。 O様
斎藤竜_司法書士事務所リーガルエステート16-3
後見人制度の実態がお客様の要望にそぐわないことが往々にしてあり、その解決策として家族信託制度が非常に有用であることがよく理解できました。
また、後見人制度の回避策だけでなく二次相続対策、認知症対策においても高い効果を持つので、常に頭の片隅にとどめておき、将来お客様に対応したとき最適な提案ができるようにならなければならないと強く感じました。特に、認知症対策に家族信託制度を利用する場合は家族信託制度が契約によって成立する以上契約者に認知症の兆候が出る前に提案し、実行に移すことが大切だと思いました。 S様
K様
節税対策はないが、認知症対策としての生前における財産管理や遺産分割対策としての役割を把握し、お客様に一つの選択肢として提案できるよう、自分自身の理解を深めていきたいと感じました。また信託スキームの設計における事例演習を通して、どのような点に留意して検討すべきかなどを意識して今後も取り組んでいきたいと感じました。

I様
家族信託は受託者に財産の管理を託すことであり、生前贈与にはならないことが分かりました。
生前贈与ではないが、最終的に遺産承継者を決めていることになることが分かりました。
受託者は信託報酬の定めを設けていなければ信託報酬をとることができないため、委託者と前もって話し合いをしておくことが重要だと感じました。
家族信託は、信託契約後、認知症になっても財産の管理、運用を受託者が継続できるため相続直前まで相続対策ができることが分かりました。
また、家族信託といっても、いざ相続が発生した時に遺言がないと、もめてしまいそうだと感じたため、前もって話し合っておく必要があると感じました。

K様
家族信託は遺言書の作成だけではできない資産組み換え機能を持っているとのことなので、はじめのご提案の際に自由度の高さなどを説明し、選択肢のひとつとしてお客様にお考え頂くようにすると良いと思いました。そうすることでその時はお客様に合わなくても、その後お客様に認知症などの発祥が確認された際にお客様の「そういえば」ひらめきにもつながりスムーズなご提案につながると思います。

S様
財産を所有している方が元気な内に行う財産管理として家族信託があるということは耳にしたことはありましたが、詳細については知りませんでした。ただ講義を聞くだけではなく、実際に自分自身で委託者や受託者がこの事例だと誰が該当するかを考えることで講義の内容がより理解出来ました。入社後に相続税に関わることがありましたら活かしていきたいと思いました。

H様
家族信託の制度を活用することによる財産管理によって、認知症対策に加え、後の相続においても大きく影響してくるので、しっかりと理解しておくことでお客様の選択肢を増やすことにつながると思いました。
また、直系の親族に財産を承継させたいなどを解決できるのも家族信託なので、来年に備えてしっかりと理解していきたいと思います。

K様
今後、自分の関与先でも高齢者の方が不動産管理等、事業を行っていることが出てくると思うので管理や相続に不安があるお客様には家族信託も1つの手段である事をアドバイスできるようにしていきます。
また、有料試算等組む際に家族信託をしている方がいると思うので、気を付けて処理を行っていく。

A様
相続対策を提案する際に必要となる知識だと思いました。
遺言、遺産分割協議書作成の際に家族信託を視野に入れておくことが大事だと感じました。
所有者が年老いて物件の売却等の判断能力が鈍ってしまうことは多々あると思うので、そういった点で家族信託をしておけばスムーズに相続対策を進められるのではないかと思いました。
また家族信託するのであれば遺言も作っておかないといざ相続になったときにもめごとになるケースもありそうだなと感じました。

I様
資産承継・財産管理制度の弱点は知識不足だった部分なので、財産を守るために注意しなければならない点を知ることが出来ました。お客様に直接提案する機会は少ないとは思いますが、少しでも多くの財産を残すためにより良い提案をすることに役立てられると感じました。
信託財産の仕組みは具体的に理解していなかったため、生前対策に活用できることを初めて知りました。ただ身辺整理を行うだけでなく、意思がはっきりしているうちに財産を有効に活用する準備ができるというのはお客様にとっても分かりやすく、利益の大きい方法ではないかと感じました。
相続が発生した際には受益権のある信託財産について贈与税・相続税が課税されると学びました。各種特例を活用することもできる点に留意し、最も利益の大きい方法を考えることが必要だと感じました。

A様
財産を持っている人が認知症になってしまうなど、判断が出来なくなったときにどういったことが起こるのか、成年後見制度や家族信託など、どの方法を取るかによって財産がどうなるかも変わることを知りました。実例を用いて実際に考えることができたので、イメージがしやすく、理解しやすかったです。成年後見人制度や家族信託について、言葉は聞いたことはありましたが、内容については知らないことが多く、今回知る事が出来たので、今後相続税などに関わる際に活かしていきたいです。

W様
認知症になった人の相続は本人の意思の確認がとりづらく、難航することが多いと聞いたことがありました。そこで家族信託は認知症対策や遺産分割対策に活用できると知り、効果的な手段の一つだと感じました。後見制度のみを利用すると受託者の財産管理は出来ませんが、家族信託を併用すれば信託財産の財産管理は可能になること、信託が始まると名義は受託者に移っても生前贈与にはならないこと等知らないことが多くあり、とても貴重な講義でした。受益者連続型信託など、かなり複雑な仕組みだと思っていましたが、ワークで実際に図を書いて考えることで、より理解を深めることが出来ました。今後の業務においても、遺言などに加えて家族信託について分かりやすく利点を説明できるように学びを進めようと思います。

A様
委託者・受益者の死亡により信託契約は終了するため、委託者が元気なうちに委託者と受託者の間で信託契約を結ぶことが重要であることを知りました。そのため、家族信託についてお客様からご相談があった場合にはこの点を伝えるべきだと思いました。また、信託財産と個人財産、信託財産と信託財産とでは損益通算が出来ない為、この点は注意深いチェックが必要だと思いました。