相続マイスター講座18期   第11講座の感想

妹尾芳郎_ひょうご税理士法人16-1
資産格差があるため生前贈与をしても相続税対策にならない可能性があるということを学びました。
納税資金がないという理由で、安易に延納を選択したら、後に日々の収入から生活費等を差し引いた中で、納税資金を捻出することになるため、将来年賦による納税が困難となるということを学びました。そのため、延納を選択するときは、担保となる財産があるのかどうか確認しなければならないと思いました。
また、先生が、勉強したことを、現場で言語化し、自分で考えて行動することが大事だとおっしゃっていて、その通りだと思いましたし、現場でできるように練習しなければいけないと感じました。 T様
妹尾芳郎_ひょうご税理士法人16-2
納税資金の対策について、遺産分割から続いているというお話を聞いて遺産分割をスムーズに取り組めるように、担当者の方はあらかじめこのような対策が必要だと思われるお客様にお話しをして考えていただく必要があると思いました。事前に準備をしておくことで、いざとなった時にスムーズに作業ができると思ったからです。このことについて、いつお客様にお話しするのかデリケートな部分をどのように切り出すか等を上司の方と確認しながら毎月の月次対応等できるといいのではないかと思いました。 K様 
妹尾芳郎_ひょうご税理士法人16-3
相続税の納税資金対策のためには、可能な限り早く相続を見据えて対策をすることが何よりも大切であり、早めに対策を始め、長期間をかけて行うことでそれだけ節税額も大きくなるし、資金の確保や分割の協議などを円滑に進めることができるため、とにかく早めを意識することが大切だと思いました。
また、節税対策として建物の法人化という選択肢があることを学習しました。しかし、これも長期間をかけて行うことでより大きな効果を得ることができるものであるため、どの選択をするにしても早く対策をはじめることが大切であると学習しました。
また、学習した知識を言語化することは、練習しなければできないため、日々練習するべきだと感じました。 H様
O様
遺産分割検討のポイントの説明の中で、後継者の意向に沿った分割ができるかどうかという話があり、遺産分割に限らず、お客様の意向に沿うという考え方は仕事を行う上で大切であり、この考え方は社内でも活かせそうだと感じました。

S様
相続対策の基本的な考え方について分割対策・納税資金対策・相続税評価引き下げ対策の3つがあり、そのうちの納税資金対策について
①納税資金を確保すること
②相続税のかからない資金を生前に作ること
③建物の法人化が大事であると学びました。
今後お客様対応をしていくうえで提案していきたいと思います。

K様
最初の納税資金準備のフローチャートは今後、有料試算を受注した場合やお客様に説明する際に、とても分かりやすいのでパターン作成時に参考にしていきたいと思います。
お客様によって、預金、土地、同族法人等ケースが様々なので今回の講義はケースによって相続対策を知ることができたのでお客様に弊社の商品を進めるときに活用していきます。

K様
相続税の納税資金対策は、納税資金がなく延納をしてしまう場合のデメリットを回避することができる。また、納税者にとってもあらかじめ納税額を想定しておくことによって、節税などの税金対策をすることができる。節税をするかどうかで納税額も大きく変わってくるため、相続税の納税資金対策は内容を覚えておきたい。また、もし法人化をする場合も、しっかりと検討した方がよいということを再認識することができた。法人化してしまいデメリットがある場合があるからである。私が法人化を扱うときは、しっかりとシミュレーションして扱っていく。

I様
納税資金対策において最も大切なことは、相続税のかからない納税資金をいかに生前に確保しておくかということと、建物の法人化を行うことだと学びました。生前対策でできる限りのことを行っておくことで実際に相続が発生した際にお客様が安心して弊社に任せていただけるようになると思うので、早めにお客様にお伝えして対応していきたいと思います。
納税資金が確保できるかどうかは、分割がスムーズにできるかどうかが前提となると学び、お客様の納得のいく遺産分割を早い段階から定めておくことが必要だと感じました。お客様に寄り添った提案ができるように、お客様目線に立って業務に当たりたいと思います。

K様
会計の仕事では、持っている知識を難しくではなくお客様に分かりやすくご説明し、信頼を獲得していくことが大切。
フリーダイヤル対応では、お客様から見ると最初に接する職員になるため、いい印象を与えられるようにしたい。専門用語など難しいものを簡単にかみ砕いて説明するのは難しいが、お客様目線に立つことを心掛けていきたい。

N様
確定申告や名寄帳は、情報量が豊富で、今後の相続税申告に繋がるなどとてもメリットのある仕事であり、大事にしていることだと妹尾先生がおっしゃっていました。相続税申告だけでなく、先日行った確定申告手書き研修などを通じて、基礎的な税務の知識をつけ、メインとなる相続税申告に繋げていきたいです。また、会計の仕事は、知識をつけてお客様に分かりやすくお話し、信頼を獲得していく仕事とお聞きしました。人生であまり経験することのない相続税申告では、お客様は担当者が信頼できる者なのか、相続税は相続した財産から支払いが完了するのか心配しているようなので、知識をつけて場数を踏み、自信をもって税務知識をお話しし、早めに概算額を試算してこれからの対策、また二次相続やその後の相続に繋がるような対応ができるようにしていきたいです。

W様
不動産等、建物を法人化することで相続税のかからない資金を生前に作っておくことや分割対策など、3つの相続対策をお客様によって使い分けることが重要だと考えました。また、納税資金が無いために延納することや不動産を共有、未分割にしておくことは将来相続人間でトラブルになる危険性が高いため、その場で解決しておくべきだと知り、お客様へもしっかりと説明したうえで進めていきたいと感じました。相続対策・納税資金対策には生前贈与や遺言書等、相続が発生する前に行うべきことが多くあるため、お客様の意向に沿うこと、尚且つスムーズに相続を行うことが出来るよう、日頃からお客様に寄り添うことが重要だと改めて感じました。

O様
相続税において重要なのはお客様への提案を行うことである。現代の税理士は、単に言われたことをこなすだけでなく、お客様一人一人の状況を分析し、コンサルティングを行うことである。このことは社内で活かすべきポイントであると感じた。
相続税において提案をするものとしては生前対策がある。生前対策は月次のお客様担当になった場合でもお客様の資産・年齢次第ではご案内を提案することができるため、何も考えずに作業するのではなく今後は相続税についても勉強していく。

H様
弊社では、税理士・行政書士としての機能を持つだけでなく、不動産賃貸会社や司法書士法人等との関わりも多くもっているため、お客様に対する建物法人化の勧めを円滑に行うことができるのではないかと感じた。

A様
二次相続を考慮した遺産分割をする場合には、後継者の意向に沿った分割ができるのかどうか、二次相続対策として養子縁組が可能かどうかといった細かな点を検討し、また、二次相続までに相続財産の圧縮が可能かといった点も併せて検討することで、お客様に対してより良い相続対策をご提案することに繋がると思いました。

H様
相続税の基本的な考え方として、分割対策・納税資金対策・相続税評価引き下げ対策の3種類あり、それぞれにメリット・デメリットがあるため状況に合わせた判断が必要であると感じました。また、相続の業務においては、相続税の申告だけでなくその後の納税資金の確保や二次相続のことを考慮しながらお客様対応をしていかなくてはならないということを学びました。

H様
最近税務調査で相続税精算課税制度に該当する贈与が発見され追加の税金を要求されているケースを見たので、被相続人や相続人と話し合いをするとき本当に相続税精算課税制度に該当する贈与を行っていないかを確認することを心掛けていく。

T様

今までは主に相続税そのものについての研修が多く、相続税の為の土地等の評価方法や小規模宅地の特例等を利用した節税対策についての研修がほとんどでした。しかし、今回の研修は実際に相続税を現金で納めなければならないというお客様の目線に立った内容でした。このようなお客様の目線に合わせた考え方は今後いつでも必要。だと感じました。今回の研修では建物の法人化についても学びました。家族信託のように万が一推定被相続人に認知症等の恐れがあっても資産の凍結を防ぐこともでき、節税対策として有効です。お客様の財産の管理の方法について様々な方法を知り、より多くの案を提案するために、活かせると思います。同時に節税対策にはならない場合があることも知っておき注意することが必要です。

O様
11回目、大変面白かったです。10回目までの内容と補完し合って理解が深まりました。ありがとうございました。