相続マイスター講座14期   第5講座の感想

小嶋和也_小嶋総合法律事務所14-1
本日の講座では「弁護士が語る「争族」解決のツボ」ということで、実際にあった争族の事例をもとに、相続をするうえで起きてくる問題や解決策などを学びました。
養子縁組という言葉は聞いたことはあったのですが、どういったことなのかは知りませんでした。
養子縁組はよく相続税の軽減対策になると聞きますが、本来は財産を承継することが目的なのだと知りました。
また、養子縁組は双方の同意がなければ解消することができないと知り、安易に組むのは危険だとも思いました。
また、養子縁組は遺言とセットで効果を発揮するとのことだったので遺言も重要だと思いました。遺言もただ書けばいいというものではなく、判断能力がない時には遺言能力が無いと捉えられてしまうこともあり、せっかく書いた遺言も無効になってしまう危険性があるため、元気なうちに書いておく必要があると思いました。
今回の講座を受けて改めて相続対策は早め早めのうちにしておく必要があると思いました。 W様
小嶋和也_小嶋総合法律事務所14-2
主に地主を対象とした遺産分割を円滑にする為の対策、遺言・養子縁組の効果を学びました。
自筆証書遺言と公正証書遺言の説明及び養子縁組の捉え方、また認知症の度合いや死亡時期によってそれが有効かどうか左右されてしまう危険性を知りました。
私のお客様でも地主はおりますが、養子縁組は既にされている方も多く、遺言等でも対策を考えられている方が多いです。
結論としては、遺産相続対策は、専門家への相談と事前の準備が非常に大切でした。 Y様
小嶋和也_小嶋総合法律事務所14-3
相続分・遺留分対策として「遺言」と「養子縁組」をセットで行うことの重要性と実行する上でのポイントを中心に、小嶋先生が実際に関わった12の事例を元に講義してくださいました。
遺言と養子縁組がそれぞれ有効・無効となった場合に、それぞれの取り分がどのように変わるのか、実際に相続分・遺留分の割合を計算しました。ある事例では最大で3分の1も相続分に差が出てきてしまうことがわかりました。
遺言および養子縁組の無効訴訟では、意思や判断能力があるかどうかが裁決の基準であり、実行するタイミングが重要であることも学びました。
養子縁組というと節税対策の一つというイメージが大きかったのですが、財産が分散せず承継すべき人が承継できるようにする手段としても有効であると感じました。
弁護士ではなく、定期的に地主層のお客様と関わりがある税理士が、このような対策の啓蒙活動の担い手になることが必要と小嶋先生のお言葉にもありました。
遺言や養子縁組を「節税」以外の観点から学ぶことができ、大変有意義な講義でした。 W様
I様
今回は、争族について事例を見ながら学習しました。
はじめに扱った事例を通じて、遺言と養子縁組の有無により取り分がどれ程変わってくるのかがよくわかりました。
FPの勉強の中で公正証書遺言については少し知っていましたが、公証人と作っても遺言無効になることがあると初めて知りました。自分の取り分を増やす為に、養子縁組をうまく利用する人がたくさんいることも学びました。一方で、養子縁組をした被相続人が、養子縁組が何なのかよくわかっていないケースも少なくないと知りました。
相続は大きな資産が動く大切な瞬間であると同時に、その資産を左右する力を持っている遺言や養子縁組の重要性を理解することができました。

M様
遺言と養子縁組を有効利用して、節税や「争族」の相手方の取り分を減らすことで、遺産の分散・分割を最低限に防ぎ、代々続く家を守ることができる、という事を12の事例を用いて判例や法改正後のことも交えて説明していただきました。
相続対策の一環として遺言や養子が有用だとは前々から知っていましたが、遺言の有無・公正証書遺言かどうか・養子縁組のタイミング等で取り分が数十%異なるとは予想外であり、為になるなと思いました。

U様
今回の相続大学校は遺言や養子縁組についての講義でした。
まだ実務では遺言は見たことがありませんが、自筆証書遺言や公正証書遺言は何かという事も分かり勉強になりました。
改正により自筆証書遺言の緩和や寄与分についても少し学べたので実務で役に立つと思いました。
また、遺言と養子縁組によって節税対策だけではなく遺留分請求の話も繋がるとこが学べ、難しい話でしたが、今後のお客様対応に繋げられればと思いました。

O様
よく養子縁組で基礎控除枠が増えると提案等を行いますが、遺留分対策であったり、財産を守ったりという観点からは考えたことが無かったため、とても勉強になりました。
今回小嶋先生が色々なパターンで争族の実例をお話ししてくださったので、今後、相続で関与であったり月次で関与するお客様だったりに向けてお話しできるようにしていきたいと思います。

I様
相続をめぐって争いとなった事例を、遺言と養子縁組にポイントを絞って、紹介と解説がなされました。
全体としては、自身の経験話をされていたという印象でした。
お話としては面白いと感じましたが、もう少し全体を俯瞰した立場からの解説やまとめがあればよかったと思いました。

K様
今回は先生が実務をやりながら感じた弁護士ならではの視点もお話してくださったので、非常に分かりやすく興味深かったです。
自筆証書遺言と公正証書遺言の違いなど細かいところも丁寧に説明してくださったので、知識がない私でもきちんと理解することができました。
養子縁組は適任者をしっかり選ばなければいけない等、気を付けなければいけないことがたくさんあると感じました。

M様
相続の争いにはどのような種類があるかをたくさん知ることができました。
相続税の計算でもたまに使われる養子縁組も、税法と民法では使い方が変わってくることが分かりました。
また、遺言を作成する際に、被相続人になる方がいつ亡くなってしまうかによって、法廷で争う場合に勝てるかどうかが左右されるのは大変だなと思いました。
前回講義を受けた時よりも、遺留分減殺請求の意味等が分かっていたので理解がしやすかったです。
色々な場合を想定した時の相続割合がすぐに計算できなかったので、しっかりと復習したいと思いました。

M様
遺言と養子縁組のケースをいくつか見て、遺言と養子縁組をどのように使うかによって金額の取り分が大きく変わることがわかりました。特に4パターンから配分を考えるワークで理解できました。
また、遺言書作成のための判断能力と遺言の複雑さは関連しているということだったので、難しいものは早めに作成するなどの対策が必要になることも知ることができました。