相続マイスター講座13期   第9講座の感想

妹尾芳郎_ひょうご税理士法人13-1
相続税の納税資金対策と税務調査対策について勉強できた回でした。
概略的ではありますが、相続税の申告で注意すべき点がまとめられており、大変参考になりました。
納税資金対策は相続対策の一つであり、このほか、分割対策と相続税評価引き下げ対策が相続対策として挙げられます。
納税資金対策には、不動産であれば建物を法人化したり、生命保険であれば保険料贈与や生命保険金の非課税の適用があります。
相続税の申告において行っているかどうか、知っているどうかというだけで税額等に影響を与える項目であるため、しっかりとおさえておきたいと思います。
また、税務調査対策では、税務署がどういったところを見ているか、どういった資料を用意すれば税務調査が入りにくいかを知ることができました。
まさに傾向と対策といった具合に、過去の事例を交えて聞くことができたので、実務で申告する際には注意しながら行いたいと思います。 M様
妹尾芳郎_ひょうご税理士法人13-2
今まで学習した内容を幅広く再度学ぶことができました。
その中でも、建物の法人化というテーマが印象的でした。
前から、収益不動産を持っている人は法人化したほうが節税になると聞いていましたが、すべての人が法人化したほうが良いのではなく、推定被相続人の年齢が若い、物件の利回りが約10%超え、所得分散の対象となる家族がいる等、色々な基準があることは初めて知りました。
また、小規模企業共済制度についても説明して頂きましたが、この制度は中小企業の方にはとても良い制度だと思うので、今後月次監査時に当制度を説明していきたいと思います。
妹尾先生が「不動産と税金は密接に関わっている」とおっしゃっていました。
私自身、宅建を持っているので宅建で学んだ知識を今後の実務に活かしていきたいと思います。 K様
妹尾芳郎_ひょうご税理士法人
納税資金対策と税務調査対策について学びました。
その中で最も印象に残っている内容は「税務署が相続税申告内容で目を光らせていること」についてです。
税務署が注目しているポイントには、
「過去の入出金の動き」、
「過去の大口入金の流れ」、
「直前出金の動き」などが挙げられていました。
私はこれまでに何度か預金不明点ファイルの作成を行いましたが、なぜその作業が必要かについて深く考えずに、マニュアルに従って作業をしていました。
しかし、今回のセミナーを通じて、預金不明点ファイルの重要性を感じ、その作成作業が必要な理由を学ぶことができました。
今後は「預金不明点の確認書の出来の良しあしが、税務調査の有無に直結する」という意識をもって仕事をしていきたいです。 S様
M様
相続対策は、分割対策、納税資金対策、相続税評価引き下げ対策の3つが主に挙げられます。
分割対策としては遺言書作成、遺留分減殺請求の対象とならない生命保険加入が考えられます。
納税資金対策としては生前贈与、小規模企業共済の加入が考えられます。
相続税評価引き下げ対策としては、家族信託、同族法人への貸付金の債券化が考えられます。
相続税シミュレーションや10万円パック等の作業を行う際に今回の講義で学んだことを活かしたいと思います。
また、書面添付の必要性を改めて再確認することが出来たので、資料作成の際は一層気を引き締めたいと思います。

S様
「納税資金対策」と「最近における相続税の税務調査のポイント」の2つについて解説していただきました。
特に、「最近における相続税の税務調査のポイント」は、非常に実務に即した内容でした。
妹尾さんがお勤めされているひょうご税理士法人での「税務調査が少ない理由」や「意識しているポイント」、また、「税務署が申告内容で目を光らせていること」などは、今後、実務で判断等する際に非常に活用できると思うので参考にしたいです。
また、「表面的な財産だけではなく、隠れた財産にも注目すべき」という先生のお言葉が強く印象に残りました。
今後、預金不明点の作業をはじめとする業務を行う際は、今まで以上に自分が今やっていることの重要さを理解して仕事に臨みたいです。

I様

今回の講義内容は、業務でやっている財産や土地評価などと密接に結びついていました。
そのため、作成するうえでは自分が納税者、調査官ならどこを見るかを今後は気をつけていきたいと思います。
内容としては、例えば、預金であれば直前の出金や過去の大きな預金の流れなどです。これらはアニーにも書いてあることでもあるためそちらもしっかり利用をしていきたいと思います。
相続対策については、生前に対策できるもの(保険や生前贈与等)などあるため早めの対策が必要であると思いました。

I様
最近エントリで小規模共済というワードをよく入力していますが、いまいちその制度についてよく分かっていませんでした。
昨日の講義で小規模共済制度の活用についてお話がありました。小規模共済とは小さい企業の個人事業主や会社の役員の退職金制度であり、掛金は幅広く設定できます。また、全額所得控除という点も大きいなと思いました。
そして、今から加入し次年度分も前納することで、支払った次年度分の掛金全額が平成30年の所得控除になり節税できることも魅力的に思いました。

M様
相続の基本的なところについて、幅広く学ぶことができました。
よく、HPからきたお客様は何から始めたらいいのかわからないという方が多く、保険を絡めて提案しやすいという話を聞きますが、遺留分の対象にならないから被相続人の意向を反映しやすい点と、契約者の名義を受取人としておくことにより相続税ではなく一時所得の税率で済むという点から有効なものであると感じました。
相続の税務調査の実例は、担当官の目のつけどころの実際の話を聞くことができて勉強になりました。
ランドマークは書面添付をつけていることもあり税務調査はほぼ入りませんが、とことんお客様の資産を調べて少しでもあやしいと思ったらお客様とのコミュニケーションの中で聞き取っていくことが重要であると思いました。

M様
初めに、妹尾先生自身のことをお話ししていただいた中で、相続税について相談される際には、相続税の知識だけでなく、所得税、法人税等の知識も必要だとおっしゃっていました。
特に、不動産の知識は大変役に立つとおっしゃっていました。違う回の相続大学校でも、宅建の知識は役に立つと聞いていたので、俄然興味が湧きました。
また、お客様は、どんな人が相談に乗ってくれるのだろうと思っているので、知識だけでなく、人柄も大切にしなければいけないことなのだと感じました。
お客様のために勉強していく姿勢を大切にしていきたいです。

K様
「相続」は、不動産・非上場株式・所得税・法人税・民法等の要素に加え、ご遺族の想いが複雑に絡む事象であるため、講じることのできる策も豊富に存在しております。
本講義ではその対策ごとのポイントや、税務調査を受ける事を防ぐために、気を付けてヒアリングすべきポイントをおまとめ頂きました。
非常に濃い内容だったので、少々理解が追い付かなくなることもあったものの、レジュメも一覧表やフローチャート等を用いて非常に網羅的にまとめられておられ、お客様の抱えるお悩みごとに、どの様な策を講じることができるのかを俯瞰できるものとなっておりました。
このレジュメをアレンジして、自己の理解、またはお客様への提案資料に利用して参ります。

M様
今回は、納税資金対策と最近における相続税の税務調査のポイントについての講義を受けました。
税務調査を受けない為には、調査官の立場に立って問題点を抑え、指摘されやすい項目を検討しておくことが大切だと学び、また、納税者の立場に立って問題点を解決し財産を評価する、そして、疎明資料を添付することが大事だと学びました。
お客様との間で不明な点が生まれないように、しっかりとコミュニケーションをとることが重要だと感じました。

O様
今回の講義では、税務署が相続税申告書の内容でどのようなところを重点的にチェックしているのかということが具体的にわかりました。
また、近年の相続税の税務調査はどのようなことを行っているのか、過去の事例と共にいくつか説明してくださったので、相続人と協力して丁寧、確実な情報を集めていくことがとても大切であることを改めて実感しました。
税務調査で認められなかったケースも紹介してくださったので、対策方法を学ぶことができました。

F様
今回は、相続税対策の一つとして重要な納税資金対策について学びました。
税務署が相続税申告書のどのような点を重点的にチェックしているかなど、税務調査が入らないためのポイントを具体的に教えていただきました。
税務調査が入らないための対策も重要ですが、調査が入ることになってしまった場合に臨機応変に対応することも大事だという話が印象的でした。
お客様は税務調査をされることが決まった際は動揺し、申告までに培ってきた信頼関係が壊れてしまうと、万全な対策ができなくなってしまうため、お客様と連携しあえるように日頃から信頼されることを心がけるように努めます。

T様

遺言や建物の法人化、贈与など今までの復習のような内容が多く、知識を持ち、聞くことでより深く理解することができました。
不動産収入の物件を節税のために法人設立するという話はよく聞くのですが、年齢が高齢であったり、利回り、他の所得の関係で個人で所有している方が有利な場合もあることに驚きました。
また、税務調査について、対象にされやすい申告内容や調査内容についても聞くことができました。
税務調査対象にならない申告書等の作成が重要だと感じました。