相続マイスター講座13期   第6講座の感想

相続マイスター講座13期6-1
事業承継といえばM&Aというイメージがありましたが、会社分割2パターン、DES対策等様々なパターンがあるということ、その都度どの方法で行えば成功するかお客様の要望を考慮しながら当てはめていく必要があり、その成功事例と失敗事例を確認していくという内容でした。
中小企業の場合、債務の株式化(株価0円)に成功すれば、経営者にとっては相続税額の減少、会社にとっては表面上ではありますが、経営者に対する借入金が減少するため中小企業の税制優遇が適用されるので財務内容の改善の効果があることになります。
ただ、DESは貸付金を株式に変えるだけなので作業的には簡単ですが、株式にすることにより外部への流失、株主総会でのトラブル等危険があるということも念頭に置かなければならないと思いました。
そのため、手続きに少々時間がかかってしまいますが、債務免除が可能かどうかもDESと同時に調査しながら進めていく必要があると感じました。 I様
相続マイスター講座13期6-2
先生が携わられた事業承継の事例8つについて詳しい流れをお聞きすることができました。
同族経営の中小企業の事業承継は、家族の問題も絡むことが多く、コンサルティング力だけでなく、ご家族の間に入って説明するコミュニケーション能力も無ければできない仕事だと強く感じました。
75歳のオーナー社長が急逝し、会社を継ぐご長男を全く経営に関与させていなかったために、安定していた会社が一気に崩れてしまったという事例をお聞きしました。
このように、ご自身が死んだ後のことを考えてらっしゃらなかったために問題が起こるケースは相続では多いのではないかと思います。
税理士法人として、生前対策の必要性を喚起していく必要があると感じました。 H様
相続マイスター講座13期6-3
事業承継について、成功したパターンと失敗したパターンを様々な事例とともに説明して頂きました。
事業を息子に承継するよりも、他の人に承継した方が社員の士気も高まることや、兄弟がいる場合は今の会社をホールディングス化して、新しい会社を作り、兄弟それぞれに経営させてみて、うまくいかなかった方はホールディングスの会社に戻すとうまくいくということを知りました。
また、M&Aのお話では、多くの会社を短期間のうちに調べて、お客様の要望にあった会社を提案しなければならなく、買い手はできるだけ安く買い、売り手はできるだけ高く売りたく、その中でお客様に満足のいくように取り持つということを学び、これからの仕事の上でもお客様の欲しい提案をする際に活かせそうです。 M様
S様
今回のセミナーでは、実際に横山講師が扱ってきた様な事例をもとに、事業承継にまつわる問題や経営者たちの考え、何をしてどうなったのかを詳しく話されました。
一言に事業承継といってもその内容は様々で、経営者や後継者によっても変わっていく状況、完璧なテンプレートなど存在しないことを実感しました。
また、前回セミナーでもありました納税猶予による事業承継の話もあり、やはり納税猶予の緩和は節税を考える方にとってとても重要なことであり、こちらでの対応ができるようならなくてはならないと感じました。
事業承継は相続と強いつながりがあるため、より学んで行ければと思います。

A様
事業承継について、横川先生が担当した事例を使って説明してもらい、どのようなパターンがあり、時間がかかることが分かりました。表面上の話だけでなく、裏話や個別の事情なども説明して下さったので、実務にも役立つ内容でした。
M&Aや組織再編、DESなど様々な手法があり、会社の特徴や現状をよく見極めて選択することが必要と感じました。
もちろん、お客様の意見や考えを重視することは重要ですが、第三者の立場から客観的に指摘することで、最終的にお客様や従業員の満足度も高まり、将来的にも会社の業績が上がっていくのでこれからの業務に役立てていきたいと思います。

O様
今回の講義では実際の事業承継の成功例や失敗例について伺いました。
現在の中小企業には、後継者の問題(後継者がそもそもいない、いても継がせられない)や、株を後継者に引き継ぐ際の納税の問題があり、また、借入などの問題から精算ができず会社をたたむこともできないといった企業が増加傾向にあるそうです。
どんなに優良に見えていた会社でも突然の社長の死などで経営が悪化するケースもあり、デューディリジェンスの実施には一か月といった短期間での対応は難しく、M&Aの形が成立したとしても事業自体の承継がなされないこともあると聞きました。
中小企業は土地、地域との結びつきが強い傾向にあるため、土地やものだけを目的にしては上手くいかないと学びました。

S様
今回のセミナーでは、事業承継の事例について学びました。中でも印象に残っている内容は、会社分割についてです。
以下では、会社分割の①分割型と②分社型についてまとめたいと思います。
まず、分社型とは既存の会社を二つに分けるというものです。事業を承継する際に、所有している財産の一部は引き続き保有していきたい場合にはこの方法が適しているとのことでした。
これに対して分社型とは、既存の会社の下に100%持分会社を作るという形で、複数社に分けるというものです。
子に継承させる場合に、分割型にすると対外的に問題が生じるといった可能性が考えられますが、分社型にすることで解決できるという利点があると学びました。

W様
内容としては、事業承継の事例から成功例と失敗例を学ぶものでした。
横川先生の講義は前回も受講したため、以前の講義でも聞いたことのある事例があり、より理解を深めることができました。事業承継の本当の成功は、契約成立だけでなく、成立後もその事業が存続するかということであるということを再確認しました。
今回の講義で学んだことは、上場企業と非上場企業のM&A、自社株買いが全然違うということです。講義の中で日本の中小企業は減少していると解説がありましたが、今の日本は99%は中小企業が担っているため、中小企業を存続させることが日本の課題であることも再確認しました。

S様
事例がとても多く、その内容も基本的なものから最近話題の納税猶予を扱うものまで幅広かったので、勉強になりました。
また、その事例の中に失敗事例が含まれており、その時の原因や対策も併せて紹介されていたのが尚良かったです。
事業承継、M&Aについての知識がほとんど無かったので、事業承継対策の大切さや、廃業型など様々な種類があるM&Aについて多くを学べました。法人のお客様と対応するにあたって、事業承継に関わることがあると思うので、今日聞いた内容をベースに的確な対応ができるようにしたいです。
また、特に、事業承継は買手企業側と売手企業側の見解が異なることが多いため、どちらの意見も尊重した提案をすべきであるということの大切さを、仕事において失念しないようにしたいです。

M様
実際に関わった事業承継の事例を見ながらの講義で、成功も失敗事例も踏まえて講義してくださったので、とても分かりやすかったです。
現在、中小企業の倒産件数は減少傾向ですが、休廃業企業の件数は過去最高になっています。
休廃業企業の中には、従業員、売上規模は小さいが利益は大きいという企業が多く見られます。
中小企業の事業承継をどうするかによって、今後の日本経済に影響を及ぼすことになることを学びました。
その企業それぞれの特色や状況を見極めると共に、経営者家族、従業員の今後の生活のことも考え、最適な事業承継をすることと急がずにじっくり考えていくことも大切だと感じました。

O様

今回の講義では、さまざまな事業承継に関する事例を知ることができました。
事業承継では、家族関係やどのような内容の事業を行っているのかなどによって、それぞれ対応が異なってくるので、決して一つの対策だけではなく、一つ一つの事業承継について深く関わり、最善な対策を提案することが大切であると思いました。
また、今後もこのような事業承継についての事例を学ぶことで、似たような事業承継を見つけることができ、どのような対応を取るべきかが分かると思いました。

S様
事業承継がどういうものであるのかということだけでなく、実際の事例を元にしているので、とてもイメージがつきやすく分かりやすかったです。
事業承継と一言で言っても、M&Aや組織再編など複数の方法があるので、企業の状況や特徴に合わせて臨機応変に対応していくことが重要だと思いました。
必ずしもうまくいくとは限らないし、急ぎすぎてもいい結果が得られるものではないと思うので、時間が少しかかってもじっくりと状況を見極めながら進めていくことが重要だと思いました。

O様
事業承継について、実際に横川さんが担当した事例を使って説明していただいたのでとても理解しやすかったです。
表面上の話だけでなく、裏話や個別の事情なども含めての説明だったので、実務にも役立つ内容であったと思います。
M&Aや組織再編、DESなど様々な手法があるので、会社の特徴や現状をよく見極めて選択することが重要であると感じました。
もちろんお客様の意見や考えを重視することは重要ですが、第三者の立場から客観的に俯瞰することで、最終的にお客様や従業員の満足度も高まり、将来的にも会社の業績が上がっていくと感じました。

K様

今日の日本では、後継者不在の為廃業に追い込まれる中小企業が多いとニュースで見たことがあります。
利益が出ている優良企業も例外ではないとのことでした。そういった企業がなくなると日本経済が衰退していくと思います。
そういった背景から、事業承継は今後ますます伸びていく分野だと感じました。一言でM&Aと言っても、様々な手法があることが分かりました。
今回学んだ各事例を基に勉強を重ねていきたいと思います。