相続マイスター講座14期   第7講座の感想

相続マイスター講座_横川雄一1
本日の講座では事業承継について学びました。
実際にあった事業承継の成功例と失敗例を幾つかお話しして頂きました。その中でも一番印象に残っているのが、老舗繊維会社の株式買取りの成功例です。
この会社は、現社長の病気が発覚して事業承継を検討し会社分割や会社分社等検討したものの折り合わず合同会社を設立し株式を買い取ったという事例でした。
私は、この事例を通して学んだことは、株式投資をする場合には個人で投資するよりも会社で投資した方が良いということと、非上場会社の場合は、業績がいい会社ほど株式の評価が高くなるため自社株買いをしない方が良いということです。

本日の講座で得た知識は、事業承継をする時に知っていないとお客さんが損をすることになるかもしれないので、この知識があるかないかでお客さんからの信頼度も変わってくると思いました。
この講座で得た知識は事業承継の際に是非活かしたいです。 W様

相続マイスター講座_横川雄一2
株価が高いということは一般的に良いことですが、事業承継の場面で相続や贈与の観点から見ると問題視される点であるとわかりました。
株をたくさん保有している会社が事業承継をするとき、その保有している株や、事業承継を目前にしてはじめて目を向けた持て余している財産などをどのように扱うかで支払う税金が大きく変わってくると学習しました。また、プロに事業承継をお願いしても長期化することもあると初めて知りました。
少子化や人手不足によって、今後、後継者難はますます増え事業承継も難航するのかなと思いました。

講義を受ける前は、事業承継がうまくいかない会社は廃業するしかないと思っていましたが、廃業するのも簡単ではないことがわかりました。M&Aの失敗事例を扱い、事業承継の準備は余裕をもってする必要があると感じました。 I様

相続マイスター講座_横川雄一3
納税猶予で「特例事業承継計画書」は、東京都経済局は1年のうちいつでも受け付けてくれるが、「贈与、相続の納税猶予の申請」は、10月15日~1月15日までしか受け付けてくれない。これは、東京都に申請すると、税務署に連絡をするためで、贈与税の申告が2月1日から3月15日までなのでそのようになっているということでした。

この場合、相続税の申告は2カ月短縮され10か月が8か月となるので注意が必要です。この点は実務に役に立つことであり、参考になりました。DESを行う場合、資本金が1億円超になれば中小企業の優遇税制が適用できなくなり、増資後すぐに減資をすると租税回避目的となるので、2~3年は間をおくことにする必要があるということは実務に役立つことでした。中小企業対象の納税猶予も適用できなくなるので重要なことです。 Y様
M様
今回の講座では事業承継の実務について事例を通じて学びました。
印象的だったことは、事業承継の際には後継者の問題と納税の問題が生じており、昨今の少子化や、子供が事業を継ぎたがらないという理由からくる後継者不足と、株価の評価・承継、企業価値評価から来る税金の問題に悩まされている、ということです。
横川講師には、これらの承継の問題に対して有効なM&Aや組織再編について説明していただきました。今までの生活からでは知ることの無かった、中小企業の現実や悩みを実務に当たる方からお伺いできてよかったです。
今後、仕事の際にお客様の目線に沿った考えを持つ為の一助になるのではないかと思います。

M様

事業承継は会社の相続ともいえるもので、現代では後継者や納税が大きな問題となっていることがわかりました。
実際に事例を見ていくなかで、同族後継者の事業承継が減少していたり、経営者の平均年齢の上昇も問題になっているということを感じることができました。

Y様
徐々に景気が回復している昨今、中小企業の倒産件数は減少している一方で、休廃業・解散件数は増加していることが興味深かったです。現在の少子高齢化問題も相まって、今後も需要が増えると予測される事業承継対策を学習することは重要性がとても高いと思います。
今回の講義では、後継者がいない場合や複数いる場合の円滑な運営のための様々な成功事例と共に時間がひっ迫した中での失敗事例も学べたので、今後のステップアップに活かせると思います。

S様
今回は、事業承継の事例をM&A、組織再編、持株会社、経営承継円滑化法に分けての説明でした。
今日では、会社引継ぎを行う際に少子化や息子が継ぎたがらないといったための後継者問題や納税の問題が重くのしかかっていることがわかりました。また、会社分割の2つの型を紹介してもらい、分割型、分社型の違いについて知ることができました。
今回の講義で会社の株主構成や先代社長の家族構成については事業承継の時に大切になること、相続税の納税猶予制度もしっかり確認しないと後に問題となる可能性があるため、今後関わることがあった場合はしっかりと確認していきたいと思いました。

M様
今回の講義では、事業承継について学びました。
近年、中小企業の休廃業・解散が過去最高となっていることからM&Aの重要性について知ることができました。
そして、中でも利益は大きい会社が多いということが印象に残りました。また、M&Aによって従業員の理解や協力・そして承継していく会社がどのようにして経営していくかが重要となることがわかりました。
今回様々な事例を聞き、私もそのような業務に携わる場合は、両会社とも時間をかけて協議し、双方の納得いく事業承継をしていきたいです。